小川栄太郎という人物がわしに公開討論を求めてきた。
安倍晋三を異常に持ち上げる本を出した評論家だ。
読売新聞に全面広告を出して、「News23」の岸井成格氏を
名指しで批判した張本人である。
最近では某雑誌で田原総一朗と対談していた。
わしはちょうどいい、6月5日の「ゴー宣道場」でこの問題を
議論するので、第一部を開放して、小川氏を呼ぼうと
「SAPIO」の担当氏から連絡を取ってもらった。
1時から2時半までの第一部をこの人物との討論に当て、
第二部で我々が議論したかったことを話せばいい。
すると、その日は都合が悪い、翌週ならと言う。
バカバカしい。わしは人のスケジュールに合わせられるほど
暇じゃない。
6月5日ならネットで生放送もするから、完全な公開討論に
なるのだ。
テーマも「言論の自由」なんだから、絶好の日なのだ。
その日を断るなら、この話はない!
依頼書には勝手にアンケート用紙まで付けて、ファックスで
送れ、ウェブサイトで公開するとか、めんどくさいことを
書いている。
あのな、そんなアンケートに答えてちまちま記入するほど、
暇じゃないの!
わしが、どれだけ忙しいか想像もつかないのだろう。
運動体質の人間は徹底的に自分本位で、相手が自分に合わせ
られると思い込んでいる。
6月5日しかないのだ!
これが終わればわしは7月の「ゴー宣道場」のテーマに向けて
邁進していく。
そして、『大東亜論』の連載、「コロコロアニキ」の原稿に
集中し、幻冬舎の単行本の制作に突進していく。